メニュー作成(XML版)

メニューの作り方(XML版)
バージョン V1.2.0以降では従来の形式に加えてXML形式のメニューファイルにも対応しています。
XML形式は従来のフォーマットに比べてよりシンプルに作成できる上、Unicode形式もサポートしています。
ここでは、XML形式のメニューファイルの構造を紹介します。
XML形式の詳細なフォーマットについては、別途適切なドキュメントを参照してください。

通常メニュー

呼び出された際にメニューを表示し、ユーザーの選択によって機能を実行するメニューです。
ここでは、以下のように、サブメニューを1つ持つsample.mnuxを作成します。


XML形式メニュー ファイルフォーマット
XML形式メニューを構成する内容
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<kakudyne.menu>
<information>
<name>タスクトレイ左クリック</name> <comment>タスクトレイアイコンを左クリックした時の定義です。</comment>
</information> <menu func="Visible" option="Toggle" />
</kakudyne.menu>
XMLヘッダー
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

version 属性はXMLのバージョンを示し、本ソフトでは "1.0" 固定です。
encoding 属性はファイルのコードページを示します。
下記のものが使用できます。
  • "utf-8"
  • Unicode(UTF-8)形式
  • "utf-16", "utf-16le"
  • Unicode(UTF-16 リトルエンディアン)形式
  • "utf-16be"
  • Unicode(UTF-16 ビッグエンディアン)形式
  • "Shift_JIS", "Shift-JIS", "SJIS", "ShiftJIS", "x-sjis", "MS_Kanji", "ISO-2022-JP"
  • Shift-JIS形式
  • "JIS"
  • JIS形式
  • "EUC-JP"
  • EUC-JP形式
information 要素
メニューの基本情報を示します。
  • name 要素
  • メニューの名前です。
    メニューを識別するための物ですが、現状ソフト内では使用されていません。
  • comment 要素
  • メニューの説明です。
    メニューを識別するための物ですが、現状ソフト内では使用されていません。
メニューの名前です。
メニューを識別するための物ですが、現状ソフト内では使用されていません。
menu 要素
メニューの実態を示します。
階層構造になっており、 <menu> を含んだ ;menu> は、サブメニューとして動作します。
  • caption 属性
  • メニュー項目に表示される文字列を指定します。
  • func 属性
  • メニュー項目の機能を指定します。
    "Visible" はルーペの表示/非表示の設定機能、"ShowInfo" はバージョン情報表示機能を示します。
    詳細は、こちらを参照して下さい。
  • option 属性
  • メニュー項目の機能オプションを指定します。
    機能によっては、このキーは必要ありません。 詳細は、こちらを参照して下さい。
  • default 属性
  • "yes" を指定すると、そのメニューがデフォルトメニューとして扱われます。

単体機能メニュー

単体機能メニューとは、実際にはメニューを表示せず、呼び出された際に直接機能を実行する特殊なメニューです。
ここでは、付属の"TaskLeft.mnux"を紹介します。

基本的な構成は通常メニューと同様です。
<menu> 要素がひとつのみで構成されています。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<kakudyne.menu>
<information>
<name>タスクトレイ左クリック</name>
<comment>タスクトレイアイコンを左クリックした時の定義です。</comment>
</information>
<menu func="Visible" option="Toggle" />
</kakudyne.menu>

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